盲導犬の仕事
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もうひとつの盲導犬の「仕事」| 仕事中の盲導犬に出会ったら?

目の不自由な人を道案内し、好きなところへどこへでも連れて行ってくれる。信号を見分けて赤のときには教えてくれる。こんな風に思っていませんか?
では実際、どんな仕事をしているのでしょう。下のボタンをクリックしてください。


視覚障害者が自分を犬に導かせる記録が残っているのは、6世紀。現在のような「盲導犬」の育成がされるようになったのは、第1次世界大戦後のドイツです。戦争で光を失った軍人のために、それまで軍用犬を作ってきたノウハウが活かされました。その後イギリス、アメリカと広がり、日本では1957年(昭和32年)に第1号の盲導犬が誕生しました。

1 Birth 誕生
一回のお産で、多いときには10頭近くの子犬がこの世に生を受けます。盲導犬候補生を生む母犬は、普段は一般の家庭で生活しています。父犬も同様です。出産をする場所は、この繁殖ウォーカーと呼ばれているボランティアの家庭です。

2 Growth 成長
子犬たちは、生後約45日程度で母犬の元を離れます。行き先は、パピーウォーカーさんの家。子犬を約1年間、家族の一員として受け入れてくれるボランティアの家庭です。名前もここでつけてもらいます。この1年で犬たちがもらうのは、人にやさしい盲導犬となるのに不可欠な、たくさんの愛情とさまざまな経験。体もキモチもほぼ一人前の盲導犬候補生に成長します。

3 Assessment 適性評価
十人十色。人間の世界にこんな言葉があるように、犬にもその個性はさまざまです。すべての犬が盲導犬になれるわけではありません。盲導犬として向いているかどうか、さまざまな角度からの評価が行われます。これをパスすると、いよいよ盲導犬としての訓練がスタートするのです。

4 Training 訓練
盲導犬の仕事の基本は、ユーザーの指示に的確に応え、安全に誘導すること。盲導犬候補生たちは約7ヶ月の訓練に入ります。「つらい」?「きびしい」?いいえ。そんなことはありません。訓練の基本は、ほめること。ほめて学習意欲を高めていくこと、つまり「お仕事のヤル気」を引き出すことが重要なのです。大切な行動を何度も繰り返して、一人前の盲導犬に少しずつ近づいていきます。

5 Class Training 共同訓練
アイマスクをした訓練士を安全に誘導できるようになったら、盲導犬の「仮免許」が取れたようなもの。そして、将来パートナーとなる視覚障害者と出会うことになるのです。二人(一人と一頭)は寝食をともにしての訓練を4週間行います。これが「共同訓練」です。さまざまなよろこびや苦難の壁を一緒に経験しながら、お互いを信頼できるパートナーとして認め合う大切な訓練。共同訓練を修了してはじめて、「盲導犬」と「ユーザー」になることができるのです。


一生懸命仕事をしている盲導犬。生き生きしていると感じませんか?ハーネスをつけているときはお店や乗り物の中でもご主人と一緒にいられますし、仕事をするとご主人はよろこびほめてくれるからです。盲導犬たちは、仕事が大好きです。


盲導犬たちも24時間ずっと仕事をしているわけではありません。ハーネスを外したら、一般のペットと同じです。甘えん坊ややんちゃ坊主に戻ることも。でも、その存在がユーザーや家族の心を和ませ、安心させるという目に見えない「仕事」も実は、しているのです。また、「この子の世話をしなくっちゃ。」という気持ちが、ユーザーに規則正しい生活と自立心を提供してくれることもあります。
盲導犬は、視覚障害者をただ安全に誘導するだけではないのです。心の支え。人生のパートナー。ユーザーたちは、本当に優しい目をしながら、盲導犬たちをこんな風に呼んでいます。
盲
導
犬

盲導犬がユーザーとともにさっそうと街を歩く…こんな光景、ご覧になったことがありますか?残念ながら、まだまだ盲導犬は珍しい存在。もしかしたら多くの人が、実際に仕事をしている盲導犬を見たことがないかもしれません。
盲導犬たちはユーザーと、ハーネスを通して「会話」をしながら一生懸命仕事をしています。また、ユーザーもただ犬たちに引かれて歩いているわけではありません。頭の中で地図を描き、そのとおりに自分たちが歩いているだろうか、また耳をすまして危険がないだろうか、常に気を配りながら歩いているのです。
そこで、皆さんに「仕事中の盲導犬と出会ったときにお願いしたいこと」をおはなしします。下のボタンをクリックしてネ。