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生活訓練について

北海道盲導犬協会では視覚障がい者のための「生活訓練」を実施しています。この訓練では施設に3週間入所する方法や通所で専門指導員によるさまざまな訓練を受けることができます。また、1回の訓練で2名~5名の入所生がいることから、家庭的な雰囲気の中で訓練が受けられるのも特徴です。

ロービジョン訓練 ―「見えないこと」への理解を深める ―

協会では、ロービジョンの方々に拡大読書器や自分の視力に合ったルーペの活用方法などを指導しています。この訓練では、本人が何が見えなくて困るのかを正確に把握し、家族や周りの人も理解し、ともに「見えにくいこと」「見えないこと」を受け入れてくことが重要です。


ロービジョンとは?

視覚障がい者というと、全く明かりを感じることもできない障がい「全盲」をイメージされる方も多いと思いますが、実は全盲の方は視覚障がい者全体の1割弱で、何らかの見え方をしているロービジョンと呼ばれる障がいを持つ方が全体の9割以上といわれています。
その見え方はひとりひとりに違いがあり、生活に役立つ場面もあれば逆に見え方が災いして、階段から転落したりガラスのドアに激突したりと事故につながることもあります。
周りの人から何が見えなくてどんなことに困っているのかをなかなか理解してもらえないなど精神的な苦痛がある場合もあります。いずれも、みなさんの理解がとても大切です。



白杖歩行訓練 ― 自分の力で好きな時間に、好きなところへ ―

白杖(はくじょう)の有効な使い方を指導します。行動範囲を広げてくれる白杖ですが、使い方を誤ると重大な事故にもつながりかねません。
協会では目的地までの道順の取り方とそこにあるさまざまな目印の使い方、バスや電車といった交通機関の利用法、道に迷ってしまった場合の対処法などを指導しています。
白杖歩行訓練

日常生活訓練 ― 自分のことは自分で。それが大きな喜び ―

これまで行ってきた何でもないことを今までどおりに行っていくために、音や手触りで確認するという新しい方法を身につけたり、そのために用いる便利な道具の使い方などを訓練します。
協会では落としたものの探し方や持ち物の整理整頓の仕方、金銭管理、洗面・身だしなみの方法、食事動作、掃除・洗濯・裁縫・料理などを指導しています。

点字訓練 ― 伝える喜び、伝わる喜び ―

私たちの周りにはたくさんの文字があり、さまざまな情報を提供しています。また、自分から何かを伝える手段としても文字の役割は非常に重要なことはおわかりいただけるでしょう。視覚障がい者にとってもそれは同じですが、その方法のひとつとして「点字」があります。とても小さく、指先で触って読めるようになるまではたくさんの訓練が必要ですが、協会ではマンツーマンでその人の進度に合わせた指導をしています。
点字訓練

情報機器(パソコン)訓練 ― 上手につきあって、さらに豊かな生活へ ―

皆さんは今パソコンの画面をご覧ですね。画面が見えない、もしくは見えづらかったらパソコンは使えない...。いいえ。視覚障がい者でも音声ソフト(文字を読んでくれるソフト)や画面表示を拡大するソフトがあればパソコンを活用することができます。もちろんインターネットやメールのやりとりもできるのです。
協会では音声ワープロ(画面上の文字を音声で読んでくれる)を中心に、パソコンの基本操作を指導しています。また、活字音訳ソフト(本や紙に書かれた文字をスキャナで取り込み、音声で読んでくれるソフト)など、どんどん便利になっている機器の使い方も紹介し、指導しています。

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